40歳で、福祉から福祉への転職に失敗しそうになって、妻に激怒された話をします。
- 嫁が怒った理由
- 年収交渉のコツ
【妻が激怒した理由】
【なぜ内定辞退しなかったの?】
【まとめ】

自分の年収を把握していない旦那が多すぎ。
偉そうに言うことじゃないのですが、所帯持ちのあなたは自分の年収を知ってますか?
※以下は僕の源泉徴収票です。
僕のようにお給料を奥さん任せにしていると、『いざ転職!』となった時に給料面で、奥さんとトラブルになります。
ですから家計を奥さんに任せていても、『給料明細のチェック』・『年収の把握』を怠らないでください。
しかし『年収の把握をしないで転職活動をするとどうなるか?』は気づきにくい問題です。
転職時に給料面で妻が激怒した話の続きは以下から。


【なぜ】妻が激怒した2つの理由
2020年に転職した際、年収のことで妻が激怒した話の詳細です。
年収が「60万円も下がる」と知らなかった
360万円の年収が、60万円もマイナスの『300万円に下がる!!』
『希望給料』と『現在の年収』の把握ミスが原因で、年収を下げてしまった僕。
内定が出た会社の年収が300万円と妻に伝えたら、

何言ってんの?パパの年収360万円よ!!
私のパート年収と合わせて400万円届かないじゃん!
これじゃ生活できるわけないじゃない!
と、すごい剣幕で怒られました。
恥ずかしい話ですが、妻に怒られて初めて「オレの年収って360万円だったんだ」と知ったのです。
しかし、面接時は年収の事なんて頭になく、こんなバカな回答をしてしまいました・・・。

希望年収はいくらを希望しますか?

今だいたい300万円なので、希望年収は300万円以上を望みます

わかりました。それでは年収300万円で調整します

はい!よろしくお願いします!!
深く考えなくても「低賃金で雇える応募者は企業の養分でしかない」と全く気づけなかった僕のミスです・・・。
ちなみに面接したその場で内定をもらいました。

面接官は300万円で人を雇えるなら、ラッキーと思ったに違いありません。
家族持ちは年収が下がるとヤバい!
「年収ダウンは生活に悪影響しかない」
特に僕のように子供がいる家庭にとって、年収ダウンは死活問題。

妻が家計を握っているとはいえ、自分の年収は把握すべきと反省しました。
小学校4年生と2年生の子供がいる僕にとって、年収が300万円に下がったら、以下の3つに影響が出ます。
- 老後のための貯金
- 住宅ローン含む生活費
- 学習塾・習い事の費用
結局「年収が下がると生活に困る!!」と妻に怒られ、内定先に年収の相談をすることにしました。

転職エージェント経由でしたが、すでに内定が出ていたので、自分で年収交渉をしました。
年収ダウンでも内定辞退しなかった3つの理由
年収ダウンが納得できず「別の転職先を探せ」と妻に言われた僕。
しかし僕は理由があって内定を辞退しませんでした。
40歳は最後の転職チャンス
『就労移行支援』が転職先の業務内容。
今まで『パソコンを使った接客業』、『知的障がい者の方々を支援する仕事』に就いていた僕。
ですから今回転職を希望した会社は、過去の経験が活かせる最高の環境で、どうしても転職したかったのです。

福祉の仕事を続けたかった。
更に辞退しなかった4つの理由があります。
- 40歳を過ぎた男を雇う会社はない
- 福祉以外にできる仕事がない
- 今働いている会社が潰れそう
- 今後の給料アップが期待できる
結局、40歳を過ぎた男がすんなり転職できるほど、世の中は甘くなかったです。
だから、書類選考すら通らず何社も落とされた僕は、最後のチャンスと思って内定が出た会社に転職することにしました。

交渉の詳細は続きで。
ダメもとで給料の交渉をした
「年収アップできるか交渉してみる・・・」
内定が決まって3日後に、給料交渉をする決心をした僕。

年収300万円での生活は無理!!
という鬼嫁の言葉にイラっと来ましたけど、60万円も年収が下がったら確かに大変です。
また職場の上司に相談したら「年収の交渉をしろ!!」と強く勧められました。
そして年収交渉の材料として、
- 源泉徴収票
を用意するように言われました。
源泉徴収票を見せれば、現在の年収が一目でわかるのが理由です。

転職は「給料アップ目的をしっかりアピールしろ」とアドバイスされました。
源泉徴収票で年収交渉
上司に年収交渉を勧められた翌日、採用担当に電話をした僕。
もし断られたたら、内定を取り消してもらうつもりで連絡をしました。

ダメだったら「次の職場を探そう」という気持ちで電話したのを強く覚えています。
以下は電話で交渉した際のやり取りと、僕の源泉徴収票。
改めて見ると40歳男の年収が360万円って切なすぎる・・・

すみません。年収の交渉をさせてください。
実は年収を計算したら360万円ありました。

うーん。
何か証拠になるものはありますか?
例えば源泉徴収票とか・・・

はい。あります。
メールでお送りいたします。

確かに確認いたしました。
給与担当とも検討した結果、360万円に引き上げます。
今後もよろしくお願いいたします。
案の定、「源泉徴収票を見せてください」と言ってきた会社。
しかし証拠を見せたら僕の要望に応えてくれたのです。

まさか証拠を見せろって言ってくるとは思わなかったわ。
感じ悪いわね~
と妻はご立腹でしたが、結果的には良かったです。

交渉せずに後悔するより、ダメもとでの話し合いも、必要だと思い知らされました。
【まとめ】年収交渉で妻の怒りは収まった
「転職に失敗して妻に激怒された話」のまとめです。
この記事を一言で表すと「妻任せにせず旦那も年収の把握位しろ」です。
どんなにチャンスを掴んでも、給料が下がる職場への転職を世の中の妻は許しません。
理由は家計が厳しくなるからです。
ですから自分の年収を把握して、給料交渉に活かしてください。
正直、僕のように内定後の給料交渉に応じる会社は稀。
幸い僕の職場はみんな良い人ばかりなので陰口はありませんが、
職場によっては「あいつ内定後に給料上げろって言ったらしいよ」と陰口を叩かれる恐れもありますので、気を付けてください。

年収に口出ししてくれた妻には感謝しています。
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