【1社登録で味わった苦痛】
転職エージェントは複数登録して、相性と求人の数を比較すべきだと実感しました。
【複数登録の課題】
複数登録の課題はスケジュール管理が大変な点。
【課題克服方法】
1人のエージェントに頼りすぎるのは危険です。
だからこそ複数に登録すべき。
複数登録の目的は相性が合うエージェントを見つけるためです。
30代前半・転職エージェントの利用を考えている男性に伝えたいこと。
それは『転職エージェントの1社登録は失敗する』ということです。
あなたは自分の市場価値を考えたことはりますか?
- 特別な専門知識がない30代
- 大きな組織を率いた経験がない
- 才能がない
※中途採用は『欠員の補充』が目的。
辞めた人の代わりになる市場価値が必要です。
コロナ禍で会社の業績が悪化し出世コースは先細り。
年金は当てにならず、老後は2,000万円が必要とふざけたことを抜かす政府。
まさにお先真っ暗ですから『転職』を考えるのも無理ありません。
一方で『めんどくさい』と感じていて、転職エージェントは1社登録に済ませたい。
一見合理的な話ですが、市場価値がない人は複数の転職エージェントを使わないと、失敗します。
ということで今回は、千葉県在住の僕が過去を振り返りながら、転職エージェントの複数登録を紹介します。
「1社登録」で味わった4つの苦痛
自分の市場価値を知らず、転職エージェントに登録した30代の僕。
転職エージェントは複数利用すべき理由を、味わった苦痛とともに紹介します。
相手にされず戦力外通告をくらった

女エージェントに、初回面談で戦力外通告をされ、相手にされなかった僕。
- 市場価値がなく商品にならない
転職エージェントのお客は企業です。求職者ではありません。
- 商品 → 求職者(僕)
- お客さん → 企業
- お店 → エージェント
売り物にならない商品(市場価値が低い30代)を、お客さん(企業)は買いません。
つまり僕は、お店(エージェント)に商品価値がないと判断され、売れ残った(相手にされなかった)のです。
エージェントとの相性がクソだと終わると実感
思い出すのは担当だった『20代後半女性エージェント』との相性の悪さ。
※イメージは美人を鼻に欠けた高級デパートの店員さん。
- ノルマ達成のための応募押し付け
- 淡白で冷たい対応
自己主張が苦手な僕が、言われるがままに応募した結果、不採用。
相性がクソなエージェントの言いなりになってはダメだと実感しました。
大手も危険
『市場価値がない』売れ残った見切り商品の僕は、ブラック企業の案件を紹介されました。
最悪なのは、都合の悪いことを僕に隠して応募させた点。
- 基本給12万円
- 残業代なし
- 完全歩合制の営業職
不審に思いハローワークに相談したらこう言われました。

応募を辞退すべきです。
『大手転職エージェント = 安心』と信じるのは危険。
同時に第三者(ハローワークなど)の意見が大切だとわかりました。
転職エージェントを比較できずに損した
スマホのキャリアを徹底的に比較する僕。
でも転職エージェントへの登録は1社で大丈夫と思ってました。
- 登録がめんどくさかった
- 複数登録の考えがなかった
しかし後悔することになります。
- 興味のある企業を選べなかった
- 相性が悪いエージェントと関わった
要するに、自分に合った転職エージェントを選べなかったのです。
スマホキャリアと同じように、転職エージェントも比較しないと、損をするとわかりました。
複数登録には3つの課題がある
1社では『売れ残り』でも、複数のエージェントに登録すれば、価値ある商品として売り出してくれるかもしれない。
という考えは甘いと知った僕が、複数登録の課題を3つ紹介します。
登録・面談がめんどくさい
めんどくさい登録が1つ目の課題。
最初の面談も嫌で、転職エージェントへの登録を20回以上諦めた僕。
- 面談・面接が嫌
- 現状維持したい
- 気分が乗らない
- 転職できる保証はない
- やり取りがめんどくさい
「いざ転職」となるとめんどくさいですし、また振出しに戻ると考えると、一歩を踏み出すのは苦痛です。
でも『めんどくさい』なんて言ってたら、あっという間に40歳。
後悔しても遅いです。
採用ハードルが一般募集より高い
2つ目は採用ハードルの高さ。
企業はコストをかけてますから、エージェント経由の応募は、ハロワ経由より大変です。
- 採用意欲の高い企業が多い
- コストに見合った優秀な人を欲しがる
- 一般応募と被ると不利になる
適当にエージェントに登録すると、学歴比較で書類選考すら通りません。
市場価値のない売れ残りが、やみくもに登録しても、採用ハードルが上がると分かりました。
スケジュール管理の負担
3つ目はスケジュールの負担が増える点。
- 作成書類・面談が増える
- 休みが面談で潰れる
- エージェントごとの意見違いに混乱
スケジュール管理が苦手な僕は、休みのたびに面談が入って困りました。
プライベートの時間も取れませんし、エージェントによってアドバイスが異なるからです。
やみくもに登録数を増やしても、スケジュール管理の負担が増えます。
登録課題を克服する4つの方法
次は課題の克服方法です。
まずは友達に「オレに向いた仕事って何?」と聞くイメージで転職エージェントを使いましょう。
ただし騙されない心構えとして、必要なことを紹介します。
エージェントを頼りすぎるな!
幅を広げたいなら転職エージェントをうまく利用すべき。
- 企業情報を聞き出す
- 徹底的に疑問をぶつける
ただしエージェントの頼りすぎはダメ。
- 情報をくれないことがある
つまりあなた自身で動かなければなりません。
だからこそ複数の転職エージェントから、納得いく情報を得る必要があります。
断る勇気を持つ(エージェントに利用されたらダメ)
応募したくない求人を勧められたら、断ってください。
エージェントの言いなりになるのは腑に落ちません。
また、ムダなオファーを断れば、スケジュール管理がしやすくなります。
特に親身に見えて『ノルマ達成』しか頭にないエージェントには以下が大切。
- 断る勇気・精神力
変な求人を勧められたら「嫌」と、勇気をもって断りましょう。
あなたとエージェントの関係は『対等』を意識してください。
エージェントを比較して相性を探る
複数の転職エージェントを比較して、相性を探ってください。
- 親身に話を聞いてくれるか
- 高圧的な態度じゃないか
- アドバイスをしてくれるか
市場価値がない30代をサポートするエージェントはいません。
あなたの要望に、親身になってくれるエージェントかを探りつつ、比較をしましょう。
無料だから登録しないと損(めんどくさいけど)
多くの転職エージェントに登録するほど、たくさん友達から情報を聞けるように、転職の機会が増えます。
※転職機会を逃すのは「めんどくさい」が原因。
- 企業情報
- あなたの強み・向いている仕事
- 面接対策
- もっといい求人
今まで気づかなかった優良企業の情報を得られる可能性もあり。
しかもぜんぶ無料ですから、『めんどくさい』と言ったら損です。
登録すならどこがいい?
登録前に『自分にあったサービス』・『転職に譲れないもの』・『いつまでに就職するか』を考えましょう。
しかし、1人だとアイディアは浮かびませんし、どこに登録すべきかわかりませんよね?
だからこそオススメな登録方法があります。
転職エージェントの登録を「2社」+@に絞る
まずは冒頭で紹介した3つの関係を思い出してください。
次に各転職エージェントのイメージをお店に例えて紹介します。
つまり商品であるあなたは、良いお客さんと巡り合えるお店に登録すればOK。
僕がおススメするのはこちらです。
第三者からの客観的なアドバイスは、長く働ける仕事を示してもらう道しるべです。
なおハローワークは、ブラック企業の求人が多いので注意してください。
転職エージェント・サイトを使った感想
- エージェントの複数利用
【まとめ】複数登録で転職エージェントを比較しろ
【味わった4つの苦痛】
【登録時の3つの課題】
【課題克服の4つの方法】
【どこに登録すればいい?】
転職エージェントも人間なので、どこを選んでも嫌な対応をされる可能性はあります。
また「この人は金にならない」と、見切りをつけられるのも早いですから、過度な期待は禁物。
だからこそ複数の転職エージェントに登録して、相性を見極めないといけません。
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