- 悩みはしつこい引き止め
- 障害者福祉職員(36歳男性)
- 日常的な虐待を見たくない
- グループホームへの転職が決定
- 辞めないと入社に間に合わない
- 合法的な辞め方3手順
- 福祉を辞めたい瞬間
- 一向に辞めさせてくれない時の対処
36歳男性が障害者福祉の職場で、引き止めにあった話です。
障害者福祉の退職引き止めって異常ですよね?
※紹介するのはグループホーム・A型事業所運営法人の出来事。
3ヶ月前に辞めるって伝えても、引き止められるのはザラ。
「次の仕事決まってます」と上司に言おうものなら、面談室に呼び出され『無責任だ!法人がどうなってもいいのか!?裏切者!!』と罵倒・激怒されます。
「じゃあ、オレはどうなってもいいっての?」と思わず悲しくなりませんか?
福祉はいい人ほど簡単に辞めさせてくれません。
今回は36歳男性職員Tさんの話から、『しつこい退職引き止め』の対処方法を書きました。
- 退職の自由・権利を使える
しつこい引き止めを黙らせる3手順
『コスパ・使い勝手』が良い職員は「辞めないで!」としつこく迫られます。
しかし引き止められたままだと、転職先に迷惑が掛かるのも事実。
まずは引き止めを黙らせる3つの方法を紹介します。
\うんざりだぜ。しつこい引き止め/
『明日から来ません宣言』で休む【一番楽で効果的】
伝えたいのは正規職員は退職の自由・権利を使えです。
※民法第627条参照(Tさんが辞めた方法)
退職に会社の許し・社内ルールは関係ありません。
社員には退職の権利と自由があるからです。
有給消化までの流れは↓↓↓。
- 退職届を出す(コピーとる)
- 有給申請
- 退職
これで社内ルールに関係なく、合法的に退職できます。
カレンダーにするとこんな感じ。
このとおり2週間で辞められますが、「会社はクズだ」と語るTさん。
- 職員の都合を考えない
ですから上司に何を言われようが「明日から来ません!」と伝えて行かなくてOK。
あなたの辞める権利・自由を使いましょう。
会社の都合は関係ない
「会社行くのイヤ」・「退職届受け取り拒否」→内容証明郵便!
伝えたいのは退職届を送れば上司と会わないです。
※内容証明郵便(日本郵政)で退職届を送りましょう。
いつ・誰が・誰に・何を送ったか?証明できる郵便。
- 誰とも会いたくない
- 詮索されるのが面倒
なら『〇月×日に退職』と退職届に書いて、内容証明郵便で送りましょう。
しかし手続きが一向に進まず、辞められなかったと答えるTさん。
- ハローワークに相談
『ハローワークへの相談』+『明日から来ません宣言』で、どうにか無事退職手続きをとってもらえました。
手続きを拒む会社は、ハロワの介入で引き下がります。
退職に同意がいらない証拠
残ってほしいなら給料50万円出せ!って要求
伝えたいのは給料アップの要求で引き止めは無くなるです。
給料が50万円になったら辞めませんよね?
でも会社は絶対に給料を上げません。
つまり『ドン引きする要求』を出せば会社は諦めます。
ぶっちゃけ引き止めるなら、最初から50万円くれって話です。
ただし「4つの人格否定に注意!」と答えるTさん。
- 無理な要求で裏切るのか!?
- これからの人生困るぞ!
- 言うのが遅い!!
- 資格を取らせてやったのに!
上記は気が小さい人ほどストレスですが、『人格否定・暴言』は信じないように!
否定されるたび「だったら給料50万円に上げて!」と要求し、諦めるように仕向けましょう。
強烈に「辞めたくなる」瞬間は?
- しつこい引き止め
- 妬む職員
- 改善を拒む法人
- 事故の隠蔽
このように『辞めるきっかけ』があったTさん。
しかし辞める決定打は『キ○ガイ職員』のあるまじき行為でした。
虐待を目の前で見たとき『あ。この法人変わんねーわ』
伝えたいのは虐待の加害者にされかけたです。
あなたの法人に虐待はありませんか?
- 殴る・蹴る
- 怒鳴る
- 暴言(施設内外問わず)
利用者は虐待されるたび「ごめんなさい」と泣いています。
この状況から「利用者さんを救おう!!」と虐待の証拠集めをしたTさん・仲間職員と僕の5人。
・・・しかしムダでした。
他の職員はおろか統括責任者すら見ぬふりだからです。
更に恐ろしいことに5名は加害者にされかけました(だから僕も辞めた)。
- 事件に巻き込まれて共倒れ
- 法人は絶対変わらない
- 変われるのは自分だけ
変わらない法人と、目の前で繰り返される虐待、そして濡れ衣。
これらがTさんが心底辞めたいと思った瞬間です。
↓実は引き止めにあって一度残ったTさんの話↓
もしも「考えておくよ」と放置されるなら
最後はTさんと逆パターンです。
もしも退職届を受け取ってもらえなかったら?
- 退職届を預けてから音沙汰無し
- 「もう少し待って」と放置される
このままだと転職先の入社日に間に合いませんよね?
しかし手段はあります。
入社日に間に合わない時は『ハロワ』に相談
伝えたいのは放置には第三者を入れろです。
ただし最終的な交渉をするのはあなた。
はぐらかされて辞められず、転職先の入社日に間に合わないかもしれません。
しかし100%辞められる方法があります。
しかも上司と会わず退職できる方法です。
退職を受け入れない会社には、最終手段として退職代行を介入させましょう。
これで転職先の入社日に間に合います。
\え!?入社日に間に合わせたい?/
【まとめ】無事に辞めたTさん。今は虐待のない職場で働いている
あなたには『退職の権利・自由』があることを思い出してください。
「明日から2週間後に辞めます」と告げて、退職届を出せば辞められます。
あなたの退職を誰も引き止めることはできません。
つまり、しつこい引き止めには『退職の権利・自由』を使えばいいのです。
『退職の権利・自由』で新しいグループホームに無事転職できたTさん。
今は「虐待のない職場づくり」をスローガンに、忙しくも充実した毎日を送っています。