『プログラミングスクールは100万円払って自習するところ』
- 基本的に自習
- 手厚い対応は最初だけ
- 講師は現場経験0の素人
- 誤字脱字のテキスト
- 今はネットで検索がある
23歳まで製造業(工場)で働きながらパソコンスクールに通ったのち、5年間講師(インストラクター)として勤めた僕。
そんな元講師の僕が『プログラミングスクールは自習。入学しても無駄になる』と言わせていただきます。
自習のために、高い授業料を払うなんてバカバカしいですし、通うだけお金・時間の無駄です。
ここから『パソコンスクールへの通学が無駄な理由』を具体的に説明します。
プログラミングスクールが無駄な5つの理由
プログラミングスクールの元講師が、『プログラミングスクールに通うのが無駄』な理由を4つ紹介します。
100万円払っても自習・マンツーマンの嘘
プログラミングスクールの学習方法は基本的に自習。
100万円のコースでも「はい。やってくださいね」とテキストを渡されたら自習スタートです。
- マンツーマン指導
- 個別対応
は生徒に質問された時だけ、『マンツーマン対応』という意味。
もう詐欺レベルの過大広告です。
分からない所を質問しても、「googleで検索しましょう」と講師に突っぱねられて終わり。
受講料に100万円払っていても「自分で調べましょう」っておかしいでしょ?
100万円の車を買ったら「部品用意したから自分で組み立ててね」って言われるのと一緒ですよ。
もう一度言いますが、講師は素人。
質問されても答えられないから『自力で解決しろ』と責任を押し付けてきます。
【体験談】出来のいい生徒・出来の悪い生徒を分ける講師
何も教えもせず、出来の悪い生徒をけなす講師たち。
- あの生徒プログラム向いてないよ
- 質問の意味が分からない(怒)
本当は講師が責任をもって対応すれば必ずスキルはつきます。
しかし自分を棚に上げて文句ばかりいう講師ばかりで、のモチベーションが保てず辞めていく生徒を何人も見ました。
ようするに『出来の悪い生徒は嫌い』・『質問しない生徒を好む』がプログラミングスクール・講師にとって良い生徒なんです。
体験入学だけは手厚い対応
ちゃんと生徒対応をするのは『体験入学者がいるとき』だけ。
体験者が帰ったら、いつもどおりのいい加減な生徒対応に逆戻りです。
体験入学の際は以下の2点を絶対やれと言われます。
- 体験者に付きっきりで説明
- 一緒にPCの操作
しかし毎日こんなことできません。
だって生徒20人弱に対して、講師1人~2人しかいないんですから。
だから、体験入学の時は『質問しやすい講師』、『付きっきりの対応』を必死で装って、入学者を増やそうとします。
【体験談】入学希望者が来るからマンツーマン対応で!
ミーティングで言われるんです。
「今日は体験入学者がきます。来校の際はマンツーマンで生徒対応してください」と・・・。
ここで疑問がわきますよね?
「入学済みの生徒対応はいい加減でいいのか?」
はい。いい加減でいいんです。
すでに入学した生徒は金を落としませんから、中途半端な対応が許されます。
だからプログラミングスクールは「高い授業料を払ってるのに放置された!」という口コミが後を絶ちません。
講師は素人。つまりエンジニアではない
僕を含めた講師全員エンジニア経験なし!
だって元生徒が講師をやってるんですから。
※通学している生徒(僕)に声をかけ社員にするプログラミングスクールがほとんど。
中にはプログラムの現場に入ってきたという講師もいます。
ただし3ヶ月限定など短期間ばかりで素人と変わりません。
ですから、
- 効率的なコードの書き方
- 開発現場で使われているツール
- 主流のプログラミング言語
- プログラム以外の必要スキル
といった専門的な内容を聞かれても講師は答えられません。
だから生徒に突っ込んだ質問をされると「googleで検索しましょう」と逃げます。
講師はITの現場を知りません。
『IT業界経験ありの講師が教えます』という、プログラミングスクールの謳い文句は信用しないでください。
【体験談】何かあったら「現場も~」と言っとけ
「現場も使ってますって言っとけ」
講師だった僕の上司がよく言っていました。
答えられない高度な質問が生徒から来たら、「とりあえず開発現場で使ってます」と言い逃れればいいと・・・。
受講生の中には
- 現役エンジニア
- 独学でプログラミング経験あり
など、すでにプログラミングを経験してきた生徒もたくさんいます。
しかし「現場で使っていました」と適当な事を言って取り繕う講師たち。
こんなプログラミングスクールに通う価値はありません。
誤字脱字のテキスト(教材)
『オリジナルテキスト』が僕の務めていたプログラミングスクールの売りでした。
しかし、講師が仕事の合間に作ったテキスト・教材なので、誤字脱字だらけで読めたもんじゃありません。
- 工場する → 正しくは向上する
- mainが → 正しくはMainが
- ページによってフォントが違う
プログラミングのテキストに誤字脱字はゆるされません。
一文字でも誤字脱字があれば、プログラムが動かないからです。
ちなみに100万円のコースも、この誤字脱字だらけのテキストを『ウチはオリジナルテキストで学習できます』と誇らしげに営業するんです。
ふざけてますよね。
【体験談】テキストにクレームが入り徹夜で修正
「このスクールのテキストは誤字脱字だらけで勉強できない。まともじゃない!!」
といってクレームをつけてきた生徒がいました。
ろくにスペルチェックもしてないテキストなんですから当然です。
だから僕たち講師は徹夜で修正作業をしました(もちろんタダ働き)。
他人の文章を修正していると、驚くことに『市販テキストまるパクリ』の文章を発見。
誤字脱字・パクリだらけのテキストを、「当スクールオリジナルのテキストです」と言える意味が分かりません。
インターネットで検索できる
今は検索すれば何でも出てくる時代。
また、参考書もたくさん売ってますから、プログラミングスクールの存在価値はないです。
だからプログラミングスクールに『無駄金』を使う必要はありません。
2021年現在、インターネットを使わない人はいませんよね?
スマホがあれば上の3つを活用し、プログラミングを無料で学べます。
わざわざ高い授業料と交通費をかけて、素人にプログラミングを教えてもらうのは無駄。
ネット検索を活用して、自分でプログラミングスキルを身に着ける方が、はるかに効率的です。
【体験談】プログラミングの情報はネット上に溢れている
生徒からの質問はネット検索を活用していた僕。
講師時代、生徒からの質問のおかげでプログラミングスキルが伸びました。
スキルが伸びた理由はただ1つ。
- 生徒からの質問に答えるため必死になる
必死になると恐ろしいほどの集中力を発揮して、解決しようとするのが人間。
だから生徒からの難しい質問は嫌でしたが、自分のスキルを伸ばす要素と思って対応してきました。
もちろん、生徒はお客様という意識もありましたよ。
【まとめ】プログラミングは独学で充分
プログラミングスクールに通うくらいなら独学でスキルを身に着けてください。
プログラミングスクールは受講料が高いくせに(30万円~100万円)ほとんど自習です。
これでは「プログラマーになるんだ!」と、がんばって貯めたお金をドブに捨ててるようなもの。
今やプログラミングスキルは『インターネット』・『本』で学べる時代。
わざわざプログラミングスクールに通うのは本当にお金の無駄です(←何度も言いますが)。
Javaプログラムに限らず、これからプログラミングスクールへの入学を検討している方は、思いとどまってください。
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