ハローワークはブラック企業の求人ばかりです。
つまり、
- 毎月求人を出している会社 = ブラック企業
です。
質のいいホワイト企業の求人を探したいなら、ハローワーク職員との求人相談は必須。
絶対にあなた一人で応募を決めないでください。



求人に関するハローワーク職員の証言
ハローワークに務める先輩の友人の証言を紹介します。
【結論】ハロワはブラック企業の求人を扱っている
ハローワークには『ブラック企業の求人がある』は間違いありません。
- ブラック企業は常に求人を出す
最近はハローワークの職員も企業情報を教えてくれます。
「この会社はいつも求人を出しているから、応募しない方がいいですよ」と言われたら素直に従いましょう。
「就職したらブラック企業だった・・・」ということにならないように注意してください。
【体験談】働いていたブラック企業は毎月求人を出している
これは僕が以前勤めていた障がい者福祉施設の求人。

1つの法人が3つの求人を同時に出しています。
しかも3つのうち2つは赤丸(受理日)が同じ12月17日。
なぜこれほど短期間のうちに、3つの求人を出すか理由がわかりますか?
簡単にいうと、複雑すぎる人間関係・劣悪な労働条件が原因で、みんな辞めていくからです。
- 日勤・夜勤の仕事がきつすぎる
- まともな人間がいない
- ワンマンな施設責任者
- 残業代が出ない
誰がどう見ても完全なブラック企業。
実は僕が在籍中も、毎年5回以上求人を出していましたが、応募者0(ゼロ)で常に人員不足でした。
居心地のいい会社は人が辞めません。
しかし居心地が悪いブラック企業は、短期間で人が辞めるので何度もハローワークに求人を出す。
ですからハローワークにはろくな求人がありません。
【補足1】ハローワークは求人掲載を断れない
ハローワークは求人掲載を断れません。
- 公平性が求められるから
求人掲載の担当職員が『ブラック企業』と分かっていても、公共の職業安定所だから断れないのです。
もしハローワークが求人の掲載を断ったら叩かれるでしょう。
つまりハローワークは、求人の質より公平性が重要なのです。
【体験談】置き薬の求人は90%ブラック企業
「この会社応募はやめなさい。本当ににおススメできないから」
僕が見せた置き薬会社の求人を指さして言うハローワークの担当者。
訳あって29歳で無職になり、就職する必要があった僕。
ぜんぜん仕事に就けず、待遇がいい『置き薬の会社(配置薬)』に応募しようと、ハロワ担当に相談。
すると「おススメできない」とハッキリ言うのです。
ハロワ担当者すらススメない『置き薬の会社の求人』は気を付けてください。
【補足2】給料に幅がありすぎる求人は応募するな
- 応募者の期待を煽る
- 過去の経験値・技術力で考慮
企業の意図は1の『給料が多いと見せかけ期待を煽る』です。
給料の上限が40万円なら「仕事を頑張れば40万円も給料がもらえるんだ!」と期待しますよね?
しかし実際はどんなに頑張っても40万円もの給料はもらえません。
「この会社給料多いじゃん!」と、求職者に期待を抱かせるブラック企業の求人が、ハローワークにはたくさんあります。
【体験談】基本給を多くし、ボーナスを減らした僕の会社
僕が勤めていた社会福祉法人は、給料の操作をしました。
「12月から基本給が多くなります」と会議で発表した会社の人事担当。
「ラッキー!!」と思ったのもつかの間、「基本給を多くして、ボーナスを減らします」と言います。
- 基本給を3万円上げる
- ボーナスを下げる
- 1、2の条件で求人を出す
人事担当がハローワークで言われたそうです。
「お宅の法人に応募者が来ない理由は給料が低いからだ。応募者を増やすなら基本給を上げて求職者にアピールしなさい」と・・・。
そして12月から基本給が上がった代わりに、ボーナスが減った僕の法人。
「給料をいじる会社はヤバイ・・・」同僚がそう呟いて辞めていきました・・・。
求人取り下げを忘れた「空求人」の存在
求人を出しているのに応募したら「採用募集を締め切っていた」というのが空求人。
- 職員が求人取り下げを忘れている
職員のいい加減な対応により、嫌な目に合うのは求職者。
ブラック企業の求人を平気で掲載し、採用募集を締め切った求人を取り下げず、空求人を出すハローワークは、職員にも問題ありです。
【体験談】ハロワ窓口に行ったら取り下げられていた求人
「ごめんなさいね。あの求人はもう取り消されてました」
これは、サポートデスク求人の応募で、ハロワの窓口担当に相談したら言われたこと。
「求人が取り消されてなかった?
ちょっと待ってください!!検索したら求人が出てきますよ。おかしいじゃないですか!!」
ハロワ職員に詳しく話を聞くと、僕が応募した求人が取り消されたのは5日前。
5日も空求人を出していたことが信じられませんでした。
そもそもハローワークって利用価値あるの?
「ハローワークって利用する価値がないんじゃないの?」と思われるでしょう。
しかしハローワークには強みがあります。
ハロワは地元の就職に強い
地元企業の求人をメインに扱うのがハローワークの特徴。
つまり『地元で転職・働きたい人向けの求人』がたくさんあります。
- 自宅通勤できる
- 通勤時間が短い
- 親兄弟が近くにいて安心
地元で働きたい・地元から離れられない理由があるなら、ハローワークを最大限利用するしか、方法はありません。
【体験談】18歳~22歳まで通勤時間10分の工場で働いた
職場までバイクで10分。
これが僕が最初に就職した千葉県内の工場までの通勤時間です。
ハローワークは地元密着求人が多いので、短時間通勤の求人がメインです。
実家から通勤できるとデメリットはありますがすごく楽。
- 朝ゆっくりできる
- 18:00前に帰宅できる
- 簡単に休めない
- 会社の人に自宅の場所を聞かれる
- 会社の上司がご近所さん
近所に同じ会社の社員がいると何かと気まずいですが、通勤時間に余裕を持てるのは本当にメリットです。
不採用理由を教えてもらえる
『不採用の理由を教えてくれる』のもハローワークの良い点。
確かに不採用は凹みますが、プラス思考に考えることも必要です。
- 次の面接に失敗を活かせる
「どうして不採用だったんだろう・・・」と過ぎたことを悩んでも仕方ありません。
「次は採用されるように悪かった点を見直そう」とプラス思考への切り替えが重要です。
【体験談】「親が養ってくれる」で不採用に
「入社してしばらくは給料少ないですよ」と給与面を詰める面接官。
この質問で僕は不採用になりました。
「親に養ってもらっているので大丈夫です」と自信満々で答えてしまったからです。
本当は以下の返答がベスト。
- 仕事を頑張って出世します!
仕事の頑張りを認めてもらい、出世(給料アップ)をしていくのが会社が求める理想の社員。
しかしあろうことに僕は「出世する気はありません。現状維持がいいです」と堂々と答えてしまいました。
そりゃ不採用になります。
面接は『頑張るオレ』をアピールしなければダメとハローワーク担当者に説教されました。
【まとめ】ハローワークはブラック企業が多いけど利点もある
職員の証言からハローワークはブラック企業ばかりなのがわかります。
また公平性からブラック企業が求人を出しやすい環境にあります。
ハローワークでホワイト企業の求人を探したいなら、職員と一緒に根気よく探してください。
そして「この求人は応募するな」という職員の声を聞き逃してはいけません。
もし応募したらブラック企業へ就職することになります。



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