【普通って何?】福祉で働く友達・上司7人に《LINE》で聞いた「結論」

普通って何って聞かれたら答えられる?

皆さんは「普通とは何か?」という答えに悩むことはありませんか?

社会人になって仕事をすると「普通」というキーワードが何度も出てきます。

 

利用者への接し方、職員間のコミュニケーションなど・・・。

福祉職員は「普通」について考えさせられることがたくさんある。

 

ですが「普通ってどういうこと?」と聞いても出てくる意見は全部違うので、混乱する原因に・・・。

 

意見が違う理由は「普通に対する答え」なんて誰も知らないから。

「普通って何?」の答え

  • 答えはない。
  • 考えるのが間違い。

 

以下のLINEをご覧ください。

これは僕が先輩や知人、友人に対して「普通って何?」という質問を送った結果です。

  • 50代の上司2人(1、2枚目)
  • 30代の知人1人(3枚目)
  • 40代の友人4人(4~7枚目)

合計7人に聞いた答えです。

  • 先輩にもらった助言

 

あなたはこのLINEを見てどう感じましたか?この記事を見る人で感じ方は違うはず。

だからこそ「普通って何?」という疑問に対する答えはありません。

 

ですが、同じ質問でもどうしてここまで答えが変わるのかは、答えられないですよね。

ということで今回は「普通って何」に対する僕なりの考えを書きます。

「普通って何?」の答え

普通に対して答えはない

障害者の皆さんと働くようになって気づいた結論について書きます。

「普通が何か」なんて考えなくていい

考えなくてもいい理由

LINEで分かるように「普通って何?」なんて真剣に考えても永遠に答えは出ません。

だって「普通」なんて基準はないから。基準がないから普通なんです。

 

つまり生まれ持っているものじゃなくて、あなた自身の考え方や感じ方が一番大事なんです。

 

以下は「普通」という考えが構成される要素一覧。

  • 両親の影響
  • 過去の失敗や経験
  • 年齢による考えの違い
  • 他人からの助言
  • 住んでいる地域
  • 職種

 

「普通」とは、上に挙げたことを自分の都合のいいように解釈して、他人に伝える魔法の言葉。

しかし、年齢や性別・人生経験によって違う考えを持つのが人間ですし、違って当たり前。

 

100人いたら100通りの考え方がありますから、そもそも「普通」なんて考え方は存在しません。

十人十色。

気にせずあなた自身の考えを貫いてください。

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「普通」に対する7人の答え

Lineでもらった7人の回答

「普通って何」に対する7人の答えはこちら。

 

同じ福祉で働く50代の二人の上司、30代の知人ですら考え方に違いがあることがわかります。

30代~50代の回答
  • 50代 → 自分自身の考え方・感じ方
  • 50代 → 五体満足
  • 30代 → みんな感覚が違うから考えない
  • 40代 → おかしくない事
  • 40代 → 今の暮らしを続ける事
  • 40代 → ありふれた毎日
  • 40代 → 普通は難しい

 

普通について悩んでいた時に、「明日も食卓にハンバーグがあるとうれしいな」って考えるのが普通という意見をくれた友人。

 

「ハンバーグ」という響きに、なぜかとっても嬉しくなりました。

背伸びをしすぎず、考えすぎない毎日が大切なんですね。

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心配してくれる友人

友人が気遣ってくれた

最近、夫婦仲が悪くて色々と相談に乗ってもらっている友人に「普通」って聞いたら、僕を気遣ってくれる返信が来ました。

気遣ってくれた友人のLINE
僕が家のことで悩んでいるのかと思って声をかけてくれた30代の彼。
「普通という概念がない」と教えてくれた彼は、「何かあったんですか?」と温かい声をかけてくれました。

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考えなくなった理由

考えなくなった理由

今まで「普通が一番」だと思っていた僕。

しかし、障がい者福祉の仕事に就いてから、「何が普通で当たり前か?」を利用者さんに教えてもらいました。

障害があってもなくても同じ人間

障害が有る無いは関係ない

障害があってもなくても、みんな同じ人間。みんな一緒です。

 

例えば、自閉症の方の特徴として「物事への強いこだわり」が挙げられます。

しかし、我々職員を含めた人間だってこだわりがあると思いませんか?

 

僕は「普通」に対してこだわっていました。

  • お金
  • 好きな服や食べ物
  • 住む場所

 

どうですか?

今挙げたもの以外に、あなたも何かしらの「こだわり」を持っていてますよね?

 

障害者の方と接すると、「みんな一緒」だと気づかされます。

つまり「普通って何」なんて考えず、あなた自身の気持ちに正直になるのが一番です。

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ありもしない「常識」にとらわれちゃダメ!

そもそも常識なんてない

常識なんて無視してOK

 

世の中、思ったことを全部口にしないのが「常識」、「当たり前」と言われます。

「相手を傷つけないように言葉を使い分けろ」と、自己満足のアドバイスをする、おせっかい野郎もいます。

 

ズバッといった方が、相手のためになる場合ですら、本音を言えない嫌な世の中。

 

しかし、知的障がい者の皆さんは「思ったこと」を素直に純粋に言葉にします。

  • この仕事嫌い
  • 疲れたからやりたくない
  • 面白くない

 

これらは一見すると、非常識と捉えられます。

ですが、思ったことをはっきり言ってくれる利用者さんに何度も助けられました。

 

あなたは誰とでも気兼ねなく会話ができますか?
相手のためを思って時には「オブラートに包まず」言いたいことを言えますか?

 

影口を叩かれてもいいじゃないですか?

たまにはあなた自身の気持ちに正直になりましょう。

「世の中の常識」ばかりにとらわれない生活をするとストレスから解放されます。

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【まとめ】福祉ならではの悩み「普通って何?」

福祉職をしていると必ず悩む

ここまで読んでくれてありがとうございます。最後に記事のまとめです。

【普通って何?】

  • 答えはない

【なぜ考えなくなったの?】

  • 障害があってもなくてもみんな一緒と教わった
  • 常識なんて無視しろ

 

冒頭で書いたとおり、「福祉で働いているから」こそ「普通」に対して疑問を抱いた僕。

「福祉職」に就いていると、「普通とは何か?」にすごく悩みます。

 

「普通って何か考えさせられるときあるよ。福祉系は特に・・・」

LINEからもわかるように、「普通」について悩んでいた40代の友人。

友達も難しいと言ってた

同じ福祉職員として、友人も疑問を持ちながら仕事をしていることがわかって、うれしかったです。

 

やっぱり悩んでも仕方ない

悩まなくても大丈夫!!

ただし、利用者さんから学ぶでき事はたくさんあります。

 

ですから、これからもあなたが職員としてできる「普通の事」を考えながら、利用者さんと接しましょう。

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