- 人手不足で引き止めを断れない
- 本音で退職理由を言えない
- できるだけ穏やかに辞めたい
- 引き止めの断り方と
- 例文
福祉職を辞めたい方の中には、『引き止めの断り方』に悩んでいる人が多いです。
『あなたが辞めたら職場が回らない』と言われると、退職を思い留まってしまいますよね?
特に真面目な人は『辞める』と言えないストレスで、潰つぶれてしまうので要注意!!
ですから今後のためにも、穏やかな気持ちで辞めたいと願って当然。
さて、僕(42歳)は福祉の仕事に就いて6年目になります。
過去に引き止めを断ったら、女所長(51歳独身・性格はジャイアン)に、「代わりを連れてきて!」と怒鳴られました。
そんな経験をした僕の経験から、シチュエーション別に『引き止めの断り方』を紹介します。
紹介する方法を実践すれば、嫌で仕方ない福祉職を辞められます。


引き止めの断り方【※感情的になったら負け!】
「夜勤続きで体がもちません」など引き止めを断る際に『反論』するのはやめましょう。
- 同調し、謝りつつ、適当に流す
これから紹介する対処方法の共通項目として、上記を意識してください。
感情的になると相手の怒りを買い、話がこじれてしまいます。
穏やかに淡々と気持ちを伝えましょう。
「代わり・後任を連れてこい!」→3ステップで対応
伝えたいのは後任を待っていたら一生辞められない点です。
※後任探しは『会社』、対して引継ぎは退職者の役目。
以下の3ステップを伝えましょう。
- 余裕を持った退職日を『伝える』
- 引継ぎ・マニュアルを『作る』
- 後任者への引継ぎを『依頼する』
※感謝しつつ退職を伝えましょう。
上記を元にした例文です。
3か月後の6月30日に退職日させてください。
お世話になったにも関わらず、勝手を言って申し訳ありません。
なお業務に支障がないよう、引継ぎを作成いたします。
どうか後任者様への申し送りをお願いします。
最初に書いたとおり女所長は『ジャイアン』そのもの(※だから結婚できねーんだよ)。
なので穏便にすませるために、女所長をたてるしかないんです・・・。
「代わりを連れてこい!」には、『①伝える』・『②作る』・『③依頼する』の3ステップで対応しましょう。
情に訴え説得される→『事情』をポジティブに伝える
伝えたいのは退職意志が固いことを示すです。
「都合よく使えるコマ(あなた)を逃したくない」が上司の本音。
※「少し考えます」と引き延ばすのは、お互いにデメリット。
- 『職場に感謝』する
- 『事情を説明』する
ポジティブな気持ちを伝えてください。
※利用者・職員への迷惑を考える必要はありません。
上記を元にした例文です。(基本は一身上の都合でOK)。
- 家庭の事情
- 親の介護
- やりたいことがある
お気持ち大変感謝いたします。
しかしながら『上記事情』により退職を決意いたしました。
今まで育てていただいた御恩は忘れません。
利用者さんのためにも、最後まで責任をもって働きます。
よろしくお願いいたします。
※細かく聞かれたら「プライベートの話は控えます」でOK。
『ドラえも~~ん』と泣きつく『のび太』みたいに、情に訴えられると心が揺らぎますよね?
揺らいだら必要とされていることに『感謝』し、『事情』と『辞める意思』を伝えましょう。
「恩を忘れたのか!損害賠償だ!」と脅された→あなたに責任はない
伝えたいのは損賠賠償なんてされないです。
- 採用教育
- 資格取得
※つまり損賠賠償はできない。
職員への「社員教育」は会社の定め。
この程度のルールは顧問弁護士ならわかります。
ですからこのような事案に関わりません。
残念ながら脅しに効果的な例文はありません。
しかし対応策があります。
- 労働基準監督署に相談すると返す
これで会社は諦めます。
※本当に相談するのもあり。
脅しは受け流すのが効果的。
弁護士はこの程度の訴えに手を貸しません。
「恩を忘れたのか!!」・「損賠倍書だ!」は「労基に相談します」で黙らせましょう。
「他では通用しない」→上司の個人的発言は気にしない
伝えたいのはストレスで体調を崩す前に辞めようです。
※特に他人の言葉を真に受けやすい真面目な人は一刻も早く退職を。
- 真に受けない
退職者を否定する上司は利用者からの評判も悪い。
「他では通用しない!」と言われた際の返し文です。
的確なご指導ありがとうございます。
いただいたお言葉を糧に、新天地で業務に励みます。
本当にお世話になりました。
すべては上司の個人的な考えにすぎません。
なので「通用しない」という言葉を真に受けないようにしましょう。
ストレスで体を壊したら、転職どころの話ではなくなります。
「退職届を預かっておく」→うやむやにされる前に催促を!
伝えたいのは自分から上司に話をつけるです。
- ご相談の件はどうなりましたか?
あなたが切り出さないと退職話が進みません。
勇気を出して上司に切り出しましょう。
上司が催促に応じない場合は強硬策に出ます!
- 経営者への相談をほのめかす
責任者である理事長の名前を出せば、上司はビビッてすぐ応じます。
退職話をうやむやにする上司には『催促』が効果的。
「部署異動はどう?」→『かなわない』から断ろう
伝えたいのは退職者が改善を申し出てから対策する職場は信用できないです。
- 実現されない
引き止めのたびに退職者の願いをかなえていたら、不満を言ったもん勝ちになってしまうからです。
以下は部署異動の提案に効果的な対処法です。
どっちみち
- 努力したんだけど
- 掛け合ったんだけど
と言い訳されるのがオチなのでズバっと断りましょう。
これまで何度も改善要求しても変わらない職場が、部署異動の要望を受け入れることはありません。
遠慮せず断って退職しましょう。
【まとめ】新天地で頑張ろう
退職の引き止めは断りにくいものです。
しかし引き止める会社は、ろくな職場ではありません。
紹介した6パターンを活用して、あなたが新しい職場で活躍できることをお祈りします。
\自分で断る勇気が出ないなら/
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