2020年8月に「3年間務めた社会福祉法人を退職」した僕。
今まで何人もの仕事ができる社員・良い社員が辞めていくのを見てきました。
- 僕の会社の事
- できる人が辞めていく職場での対応
仕事ができない、やらない連中しか残らない会社は、本当にヤバい状態です。
※社会福祉法人ですが会社と変わらないので「会社」とします。
年齢はすでに40歳。
転職限界年齢の35歳を過ぎての転職は、かなり難しかったです。
しかし法人に勤めながらの転職活動で、何とか新しい職場が見つかりました。

務めた会社(法人)はバカで鈍感な僕が見ても、ヤバい会社でした。
とにかく一生懸命働く社員が損をするのが僕の会社。
先輩社員の言葉(赤線部)「立派な方は、現場を見て感じ、辞めていく」がすべてです。

このLINEの一か月後である2020年8月、僕は法人を退職。
これから法人を退職した理由を説明します。



【なぜ?】僕が辞めた理由
僕が福祉(会社)を辞めた理由を3つ説明します。
毎月800万円の大赤字。いつか潰れると確信
「今月も800万円の大赤字ね~。でも大丈夫大丈夫」
利用者が帰った後に事務所で仕事をしていると、耳に飛び込んできた赤字というキーワード。

法人は毎月800万円もの赤字を出していると判明。
800万円も赤字が出たら、何かしらの手を打つのが普通の会社ですが、僕が務める法人は逆。
- 現状維持が大好き
- みんな与えられた仕事しかしない
- 毎月800万円の赤字を無視
赤字が出た後、毎月10,000円も支払って、業者にホームページの保守作業をやらせていることが判明。
そこで僕が上司に掛け合いましたが、話し合いはムダに終わりました。

僕が保守作業をやります。

向こうの会社との付き合いがあるから

おいおい・・・
毎月800万円以上の赤字なんだろ?
できることから改善しようよ・・・
毎月800万円の赤字を、業務改善しない会社はダメだと確信しました。
今、法人(会社)に残っている連中に「潰れる」とは一切考えてません。
なぜなら「オレが・私がいるから運営ができてる」と大きな勘違いをしているからです。
しかし毎月800万円の赤字が出続けてても、無駄な仕事の改善をしません。
社員は、「良い状態が状況は続く」、「続けばいい」と仕事をしています。
良い状況は続かないのに・・・。

現状維持の会社はいずれ潰れます。


「人への関心」が薄い連中
「私もう無理」と言って辞めていった女性職員がいました。
僕が辞める2つ目の理由は「人」と「仕事」に無関心な人間が多すぎる点。

本来、他人に興味が無い人間が、福祉なんてできるわけない。
以下は、僕が退職する半年前に辞めた同僚(46歳)とのLINEです。

同僚は入社当時から、自分勝手な女上司にひどい扱いを受けていました。
- 退職と知ったら態度が急変して冷たいですよ
毎日ひどい扱いを受けながらも耐えた同僚・・・。しかし退職が決まった途端、より態度が悪くなり邪魔者扱いされる始末。
職員を邪魔者扱いするような人間が、上司になれる福祉職場はいずれ崩壊します。
人に関心が無いような連中と、働いてもいいことにはならないと悟りました。

元同僚とは今もよく飲みに行きます。
まともな社員を邪魔者扱い
変な奴しかいない職場ほど、まともな社員が除け者にされる。
変な奴らに合わせ続けていたら「オレの方が変なのか?」と自問自答するようになりました。

正しいことを、「悪いこと」と指摘され続けるのは辛いです。
自問自答を繰り返したらこうなりました。
- 正しいことを間違っていると指摘される
- 言い返さず我慢する
- あいつはダメだと陰口を叩かれる
- 意見できなくなる
- 自分の感覚がおかしいと思ってしまう
5の「自分の感覚がおかしいと思ってしまう」は終わりの始まり。
だから僕は「おかしいのは俺じゃない。あいつらなんだ」と気づいた時から、「辞めてやる」と決意し退職しました。

自己否定を感じたら、一度冷静になってください。
辞めるときに不安だったことは?
新しい会社から内定がでても、僕が不安に思っていたことを挙げます。
新しい職場の人間関係(どこも同じと分かってるけど)
40歳で転職できた僕が一番不安だったのは「社内の人間関係」でした。

職場見学がない企業は、人間関係がつかめない。
もし人間関係を理由に辞めたら、特別なスキルが無い40歳の僕に残されたのは「無職」。
妻と2人の子供を持った僕の転職活動はまさに崖っぷち。
「転職しなきゃダメだ!」と分かっていても以下の3点が不安要素でした。
【転職時の不安要素】
- 新しい職場に嫌な人がいたら困る
- 年下の先輩・上司となじめるか?
- 長く続けられるか?
【不安な理由】
- 強い口調の人が苦手だから
- 1の理由でサポートは得意だが、年下と合うか不安
- 40歳なので次の転職はほぼ不可能だから
40歳での転職は負の連鎖との戦いです。
理由は「少ない求人数」と「書類選考すら通らない」という自分ではどうにもできない状況だから。
だからこそ、仕事をしながらの転職活動が必須です。

内定がもらえない、馴染めなかったら以下を検討しました。
- 前職を辞めずに残る
- 出戻り


【まとめ】働きながら新しい仕事を探せ
最後に「出来る人から辞めていくのを見続けたオレが「退職」した3つの理由」のまとめです。
仕事ができる人・まともな人ほど「会社のヤバさ」を感じ取ります。
あなたの職場の「仕事ができる人」や「まともな人」が辞める状況なら、働きながら転職活動を始めてください。
働きながらの転職活動なら、仕事が見つからなくても、今の職場で食いつなげます。
「貯金があるから仕事を辞めて転職活動」なんて考えは絶対にダメ。
今の状況を変えずに転職活動に励んでください。




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