この記事を読めば『A型事業所の面接』を受ける際のポイントがわかり、面接を有利に進められます。
- 面接時の服装
- A型事業所の面接を受ける際の注意点
職業指導員として、就労継続支援のA型事業所を見学する際の服装と、3つの注意点はコチラ。

※僕が務めるA型事業所は 見学 → 面接 という流れです。
【A型事業所・見学時の服装】
- 見学は必ずスーツで行くこと
【見学時の3つの注意点】
- 丁寧な言葉使いで職員と会話すること
- 利用者にあいさつすること
- 見学中は笑顔を絶やさないこと
なぜ僕が、服装と言葉遣い、利用者への気遣いに拘るかというと、入社後に「私服で見学に来るような応募者は全員不採用にする」と上司に教わったからです。
実際、僕の前に見学に来た5人の応募者は、全員「私服」で見学に来たのが原因で5人とも不採用だった。
あなたは、スーツとは無縁の環境であるクリーンセンターに、私服で事業所見学することを疑問に思えませんか?
「疑問はない」と答えたアナタは、面接を受ける前に不採用確定。面接前の施設見学を甘く見たらダメです。
服装だけじゃありません。「言葉遣い」、「利用者への対応」も注意を払う必要があります。
しかし、具体的にどんな注意を払えばいいかは分かりませんよね?
ということで今回は、A型事業所見学のポイントを紹介します。
障がい者施設の面接時の質問内容は以下の記事を参考に。
障害者施設の見学をする時の服装は?
服装に関しては冒頭で紹介済みですが、一番重要なことなのでもう一度記載します。

見学は必ず「スーツ」で行け!
「A型事業所への見学は必ずスーツで行ってください」

理由は、事業所見学 = 面接だから。
「そんなの当たり前じゃん」って声が聞こえてきそうですけど、最初に書いた通り僕が働く事業所見学に来た5人全員私服だったという話があります。
施設の責任者(所長)は見学に来たあなたの行動を、後日あなたの面接官となる上長に報告します。
【所長が面接官に報告する内容】
- 見学に来たアナタに対しての印象
- どんな服装だったか
- コミュニケーションは取れるか
もしあなたがスーツではなく、「私服」で見学に来たら、責任者は「今日の見学者は私服できたので、不採用にしてください。」と上長に伝えます。
たかが服装ごときで不採用になりたいですか?なりたくないですよね?
ですから、A型事業所の施設見学は「スーツ」で行くと覚えてください。
服装だけじゃない!見学時の「注意点3つ」
たかが見学と侮らず、見学も面接と思って望んでください。
これは、僕が施設見学に行った際に気を付けたことのまとめです。

【注意1】職員・利用者には敬語を使え!
見学は職員(主に施設長)、利用者と会話をする際は必ず敬語を使ってください。
障がい者施設に限らず、福祉業界は利用者に対し「タメ口」を使う常識しらずの職員だらけの業界です。
※50代の利用者使う20代の職員がタメ口を使うのが当たり前・・・。

あなたがまともな人間だと理解してもらうために、敬語は必須です。
なお言葉遣いとは別に、見学時の「良い対応」と「悪い対応」を挙げます。
現場には、笑顔が無くコミュニケーション能力が極端に低い「コミュ障」の職員もたくさんいます。
ですから、見学に行ったアナタが見学時に施設長に対して、好印象を与えるだけで採用される可能性は大きくアップします。
【注意2】自分から利用者にあいさつしろ!
見学時に利用者と会ったら「こんにちは!」と大きな声であいさつしてください。
僕の事業所には「こんにちは~。こんにちは~」と、あいさつする事に「こだわり」を持った利用者さんがいます。
もしあなたが見学先で、あいさつにこだわりを見せる利用者さんとであっても、「しつこい」と思わず接してあげてください。
挨拶をする際のポイントはコチラ。
- 笑顔と大きな声であいさつ
- 軽くお辞儀をする
- 利用者に質問されたら答える

知的障害を持った利用者さんは、とても人懐っこく職員・見学者問わずあいさつをしてくれます。
また、利用者さんは「ねぇ。どこから来たの?」など思ったことをストレートに聞いてきますから、「今日は、○○町からこの施設の見学にきました。よろしくお願いします!」と返してあげてください。
- 利用者は純粋な気持ちでアナタの事を知りたいと感じています。
職員の仕事は「利用者とどれだけ関われるか」でモチベーションが変わります。
特に、利用者と直接関わって仕事をする職業指導員の求人に応募するなら、あなたからの積極的なコミュニケーションの重要性を忘れないでください。
【注意3】見学中は常に笑顔を絶やすな!
見学中は笑顔を絶やさないでください。
笑顔を絶やしたらいけない理由はコチラ。
- コミュニケーションの取れる職員を採用したい
- 笑顔は利用者に対して優しい人という印象を与える
笑顔が無い職員は利用者からの印象も悪く、いつも怖い顔をしている職員に、利用者は心を開きませんから高品質の支援ができません。
ですから障がい者福祉の職員に、笑顔は欠かせないのです。

笑うのが苦手というあなたは今から練習をしておいてください。
【まとめ】A型事業所見学の服装と注意点
A型事業所見学の服装と注意点はコチラ。
【見学時の服装】
- スーツ必須
【見学時の3つの注意点】
- 職員、利用者に対して敬語を使う
- 挨拶をする
- 笑顔を絶やさない
見学は気が緩みます。
なぜなら面接ほどの堅苦しさが無く、「ただ事業所を案内されるだけ」と思いがちだから。
しかし、「ただ案内されるだけ」というのはあなたの勘違いで、実際は「面接」と同じです。
アナタが施設の人間だったと仮定してください。
私服で見学に来るような人、ロクにあいさつできないコミュ障を雇いたいですか?
絶対雇いたくないですよね。
ですから、施設側の職員の気持ちになって「自分が雇う側だったら、こんな人を雇いたい」という気持ちで見学に臨んでください。
コメント
失礼ですが、ここに書いてあることはただのあなたの個人的な感想ですよね?
まず「見学」は見学、「面接」は面接です。見学=面接だと考えているとしたら、あなたはまず日本語の勉強をし直した方が良いでしょう。
次に、「あいさつは大声で」なんてものはあなたやあなたや他のスタッフのこだわりに過ぎないです。
静かな落ち着いた環境で仕事がしたい人もいるのに、いちいち大声で何度も「こんにちは!こんにちは!!」なんて騒いでる見学者がいたら、それこそ迷惑です。
「見学が面接結果に影響することはありません」とホームページに書いてある事業所もあります。
このブログを読んだ方へ。こういう、「見学はスーツで」とか「大きな声であいさつを」とか意味不明なこだわりを持っている事業所の事業主は、障害についての理解が皆無で他人の話に耳を傾けることはせず、自分たちの意味不明なこだわりを押し付けたがる頭の固い人間が多いので、面接で落とされたら「良かった」と思った方が良いでしょう。
入ってはいけない事業所の手本だと覚えておきましょう。
はい。
個人的な感想です。
ちなみに『大きな声=大声』ではなく、元気よく挨拶しようという意味です。
また『見学=面接だと考えている』こんなこと考えてません。
人の意見を聞くと色々勉強になりますね。
貴重な意見ありがとう。
個人的な感想をあたかもこうしろ!
これが正解!こうしないやつは不採用だ!と不安を煽るだけ煽ったのですね。上の指摘コメントがあって良かったです。確かに私服もスーツもokとあるのに私服を選択しただけで不採用になるA型なんて通わない方がいいですね。選択肢を与えておいて何故スーツじゃないと落ちるなんて暴論があるのか疑問で仕方ありません。ありがとうございます。
どういたしまして。